Viibar テレビ局向けDX支援

クライアントインタビュー

朝日放送テレビ株式会社 テレビ局が手掛ける新規事業「Onnela/オンネラ」

2021/01/24

Onnela/オンネラの反響

社内的に久田さんの立ち位置やオンネラの評判はどうでしたか?

オンネラはABCフロンティアで立ち上げた事業なので、プロジェクトスタート時は良い意味でABCテレビとも距離があり、テレビの慣性があまりきかないところで自由に事業開発ができました。

最初は売り上げも立っていなかったので、ABCフロンティアでそんな事やってるんだ、という反応でした。2020年の4月にABCテレビに事業移管をしたのですが、その時なってようやくうち(ABCテレビ)はこんなSNSメディアを持っていたんだ、という反応へと変わりました。

テレビ局は現在、視聴率だけでなくTVerでの再生数や他の配信との取り組みなどでマネタイズができるようになっているので、業界的にも軸が広がってきていると思うのですが、SNS上で影響力があるということはポジティブに受け止められたのでしょうか?

そうですね。SNSへの展開が視聴率を補完するものとして、デジタル領域でビジネスをするために必要な取り組みであることはだいぶ浸透してきています。その上でオンネラについても、主だった動画メディアが社内にあるので、それを活かしていかなきゃいけないよね、とABCテレビの中でも受け止められていると思います。

オンネラのフォロワー推移
スマホでの視聴を前提に動画コンテンツを展開したことで各SNSを通じて毎週400万人以上にリーチ

Viibarの良さ、これからチャレンジしたいこと

続いてViibarについておうかがいしたいのですが、長年一緒にやらせていただいていますがいかがでしょうか。

最初に相談した時に、広告のマーケティングやコンテンツ領域のプロの方が揃っていて、気になることを聞くと誠実に対応してくださり、そのような積み重ねで信頼できるな、という風に感じました。ロジックとクリエイティビティの両立はなかなか難しいと思うんですが、そこのバランスを上手く取られている。クリエイティブもしっかりされているし、ロジックでエビデンスを持って説明もできるし、よくされているな、と一緒にやっていて思いました。

制作だけじゃなく、営業やビジネスなど、クリエイティブを活かして、それを商売(マネタイズ)に変えていく手法や考え方もセットで導いていただけたのはすごくありがたかったです。メディア運営としての企画や制作だけでなく、クライアントへの提案戦略や実際の営業、マーケまで一つのチームとして一緒に事業運営をすることができました。

今後チャレンジしたいことについて、オンネラは今後、どのようなマネタイズを目指しているのでしょうか。

オンネラのメディア展開という軸と、それとは別に住まい暮らしに関するWEBサービスを事業展開しているので、この2つの事業軸でのマネタイズを目指しています。2017年の企画段階から、構想として住まい暮らしに関するWEBサービスでは得たリードをクライアントさんに提供できるような仕組みを作りたいと描いていて、やっと土台ができたので、今後ブランドを生かしながらオンラインイベントなどをやりたいと思っています。

また2020年10月からオンネラという看板がついた番組を立ち上げました。この番組では、CMに露出するメリットがあり、かつCMセールス可能な商品を、番組とデジタルで連携して展開する形を目指しています。放送の売り方にデジタルが連動するというやり方と、デジタル展開をしながら放送やCMもできるリリースの仕方ができるようになったので、そこを回せるようになると、ある程度リードの供給にも活きてくると思います。

久田さんご自身がテレビ業界でチャレンジしたいことは何ですか?

テレビ局には事業目線というか、事業アイディア出しに向いている人が多いんです。番組の企画と事業の企画は質より量という視点をはじめ、似ている部分があります。それぞれ使う筋肉が違うので、ある程度の学び直しや基礎バックアップは必要かもしれませんが、それがあればすごく良いアイディアや良い事業ができるような気がします。

「こういうことをやろうと思っているんだけど」という人を巻き込んで色々な番組を代理店さん等の協力を得ながら作ってきた、というのがテレビ局の良さです。そこは事業開発も変わらなくて、こういう未来を作りたいんだ、という想いを共有しながら作り上げていくというのは事業でも活かせると思っています。ただ、テレビ局はこれまで事業開発経験が少ないので、事業をサポートできる体制さえ整えば、さらにもう一つ軸を作り、テレビも当然続けながら他の事業も運営して、会社として価値を出し続けていくことに繋がっていくと思います。

成功事例がない中で投資をするのはすごく勇気が必要ですが、ひとつ成功事例があると、皆、事業開発にもリソースを割きやすくなると思います。他局もデジタル領域、事業開発への体制を整えつつあると思うので、今後2〜3年で業界全体で成功事例が出てくるといいな、と思っています。

久田さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。

1 2


テレビ局の挑戦を
サポートします

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。他の案件実績や料金プランなどについてもさらに詳しくご説明させていただきます。