パシフィックリーグマーケティング株式会社

「パーソル パ・リーグTV野球教室」

©PLM

パシフィックリーグマーケティング株式会社(以下、PLM)はパシフィック・リーグ加盟6球団の合同出資で設立された企業で、主にプロ野球動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV」の運営や、パ・リーグ6球団公式サイトの企画・運用・管理、パ・リーグ6球団の共同イベントなどを手掛けています。

今回は、Viibarが企画・制作支援をしている「パーソル パ・リーグTV野球教室」について、これまでの活動状況や今後に向けた展望を伺いました。

「パーソル パ・リーグTV野球教室」の概要

2018年から公式の動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV」の中の一つのコンテンツとして「パーソル パ・リーグTV野球教室」を展開しています。

【掲載サイト】
 ・パーソル パ・リーグTV公式サイト
 ・YouTube特別版

目的
野球を「見る側」「やる側」様々なファンヘアプローチし、野球への興味・関心をより深める
施策
「パーソル パ・リーグTV野球教室」シリーズを立ち上げ、パ・リーグ全6球団のコンテンツを継続配信

Viibar側の支援内容▶︎球団への企画・提案、撮影、制作
効果
2018年には総再生数:1.5億回を超え、多くの野球ファンへの興味・関心を継続的に高めている

プロ野球選手の独自の技術を伝え
野球プレイヤーにとって価値のあるコンテンツを届ける

【お話を伺った方】
パシフィックリーグマーケティング株式会社
メディアセンター センター長
上野友輔様

――まず最初に、「パーソル パ・リーグTV野球教室」の内容を教えてください。また上野様はどのような業務をご担当されていますか?

私はPLMのメディアセンターのセンター長として、コンテンツにおけるオペレーション・企画・運用、プロダクション機能を持ったグループの統括役を担っています。
この「パーソル パ・リーグTV野球教室」は「パーソル パ・リーグTV」という公式の動画配信サービスの中の一つのコンテンツとして、学童野球、草野球といった野球をされているプレイヤーに向けたコンテンツを届ける企画です。
例えば、学童野球をしているお子さんの親御さんに対し、お子さんが野球が上手くなるためのサポートとしても活用できる、プロ野球選手の優れた技や効果的なトレーニング方法をコンテンツとして提供しています。

「パーソル パ・リーグTV野球教室」のきっかけと目標

――「パーソル パ・リーグTV野球教室」が始まったきっかけ・経緯をお聞かせください。

2018年当時、試合に関するダイジェスト・ヒーローインタビュー、ファインプレーなどの動画・映像をスポーツナビさんに提供させていただいていました。そこから派生する形で、試合だけではなく少しでも賞味期限・旬が長い動画、具体的に言うと1回の視聴で終わるのではなく、長期的に、例えば1-2年くらい見ていただける・楽しんでいただけるようなコンテンツを作りたいと思ったことがきっかけです。これまでも「観戦視点で」が楽しんでいただけるコンテンツはありましたが、プレイヤーや学童野球に携わっている方々に届けるコンテンツを作ろう、という想いから企画が始まりました。

――「パーソル パ・リーグTV野球教室」を始めるにあたって、掲げられた目標は何でしょうか?

先ほどもお話しした通り、野球を見る側ではなくプレイヤーの方々へコンテンツを届けたいという思いからこの企画は始まっています。よってより「プレー」にフォーカスを当て、プレイヤーの方々に対するアプローチを行うことが目標になっています。コンテンツの再生数が伸びれば伸びるほど、野球を楽しむ方、その周辺の方々にも動画が届いている、というバロメーターとして捉えるようになりました。

――野球界を盛り上げる、という視点もあると思いますが、チームではなく選手一人ひとりにフォーカスを当てることで、ファンになってもらったり一人ひとりの技術を伝える、というのも狙いの一つとしてあったのでしょうか。

そうですね。一言で「野球が好き」と言っても様々な種類の「好き」があると思っています。我々の大目標は「スポーツ界、そしてプロ野球界を盛り上げる」というところにありますが、盛り上げるのにもアプローチ先が色々ある中で、「TVやネットで野球を見る」ことを楽しむ人もたくさんいらっしゃいますし、実際球場に足を運んで試合を楽しむ方もいます。プレーされている方にも興味を持ってもらえれば、球場に足を運んでいただけるようになるかもしれない。そういった行動に繋がれば、と思い、特にプレーをしている方々にスポットを当てました。

コンテンツ制作におけるViibarの良さとは?

――「Viibar」をビジネスパートナーとして選んでいただいたポイントは何でしたか?

スポーツナビさんからの紹介です。Viibarさんを「面白い会社がありますよ」と実績のある会社としてご紹介いただきました。我々PLMにも制作する人材はいますが、リソースには限界があります。そういった点で力になってくれるパートナーさんがいるとありがたいので、協力をお願いしました。

――このプロジェクトにおいて、「難しい」と感じる部分はどこですか?

撮影はキャンプの時期や試合前の練習時間の合間に行うのですが、選手の皆さんは時間があるように思えて、実際は分刻みで動いています。その中で限られた時間を割いてくださり撮影に協力してくれています。球団広報の方との調整の中で、撮影が可能な日程が撮影日の直前に決定することも多く、選手のスケジュールに合わせて、時間内で全てを調整して撮影を行う必要がある点が難しいですね。

撮影時は、キャンプ地や試合会場に行き、直接選手とやりとりをしながら撮影を行うため、アドリブ力も非常に求められますが、Viibarさんはすごくフレキシブルに対応していただいています。また、それを「難しい」と思わせないViibarさんには本当に感謝しています。

――御社から見たパートナーとしてのViibarの良さはどんなところですか?

Viibarさんは、何か制作物がある時に、真っ先に顔が浮かび相談したくなるパートナーです。なぜかというと、限られた時間の中で「できる/できない」を瞬時に判断をしなければならない中で、無理な時は「無理」とキッパリ言っていただける。どんどんとアクションを起こしていかなければならない中で、その辺りのスピード感、フレキシブルさには助かっています。
また、クオリティの部分でも、Viibarさんはただ撮影・納品をするのではなく、『こういう風に魅せたいからこう撮影する』といった意図をしっかりと伝えてくれます。他の取引先だと、こうした意図をしっかりと伝えてくれない場合もあったので、そこがありがたいと思っています。また、こちら側が「こんなことをやりたいな」と思っていたところを、先回りして提案していただけるのもありがたいです。制作面・企画面ともに感謝しているのと同時に、勉強もさせていただいています。

反響と今後の展望

――視聴者・出演してくださっているプロ野球選手の方々からどのような反響が寄せられましたか?

数値目標はありませんでしたが、2018年にとてつもなくすごい再生数を獲得できました。スポーツナビさんを中心に動画が多く再生され、総再生数は年間1.5億回にもにのぼりました。パーソル パ・リーグTVやそれ以外の動画を見ても1.5億回再生はなかなかないと思うので、賞味期限・息が長いコンテンツにできたと思っています。また出演してくださる選手の方が増えるごとに他の選手からも「自分も出たい」といったコメントもいただいています。「パ・リーグTVの野球教室」が選手の間でも浸透していっている、という効果も感じています。

――今後の展望を教えてください。

今まではパーソル パ・リーグTVとYahoo!のスポーツナビさんのみでの展開でしたが、今年からYouTubeでの公開も始めているので、そこでの反応も引き続き見ていきたいと思っています。また、「自分も出たい」と言ってくださっている選手もいるので、そういった選手の方々にも積極的に声をかけていきたいです。その他にも、選手が認める他の選手のすごいところを解説するような、選手の声を聞き、それを企画にしてみるのも面白いな、と思っています。選手の自宅トレーニング方法など、見せられる範囲で野球を楽しむプレイヤーの方々へのアプローチを選手の方々の協力も得ながら広げていきたいと思っています。

Viibarさんにも、今後もたくさん相談させていただければと思っています。良きパートナーとして、これからもよろしくお願いいたします。