YouTubeやFacebookに比べると、まだまだ少ないVineを活用した事例。今回は、サンリオが仕掛けるVineを使った動画マーケティング事例をご紹介します。緻密に計算されたサンリオのマーケティング戦略は圧巻。ぜひご覧ください。

サンリオピューロランド

100本の6秒動画

puroland

サンリオが運営するテーマパーク「サンリオピューロランド」の特設Webサイト「ピューロのうわさ100」では、キティちゃんなどのサンリオのキャラクターやピューロランドにまつわる100のうわさを、1つずつ6秒間のVine動画で紹介しています。興味深いうわさが100例公開されており、動画をクリックすると、その噂が体験できるピューロランド内の場所を画像で確認することができます。

「ピューロのうわさ」Webサイトはこちら

デジタルコンテンツによるプロモーション

瞬く間に広がっていった「ちゃんりおメーカー」

サンリオは、2015年7月10日に「サンリオピューロランド」のプロモーションの一環として、デジタルコンテンツ「ちゃんりおメーカー」を公開しました。「ちゃんりおメーカー」では、自身の顔写真と用意されたパーツを組み合わせることで、オリジナルのキャラクター「ちゃんりお」を作成することができます。

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オリジナルのちゃんりおは、期限後もSNSのアイコンなどとして使用でき、作成した「ちゃんりお」をFacebookやTwitterのアイコンとして使う人も多くいます。「ちゃんりおメーカー」でアイコンを作って終わりではなく、「サンリオピューロランド」の来園につなげる仕掛けも複数用意しています。

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7月18日、「サンリオピューロランド」内に期間限定で「ちゃんりおタウン」がオープンしました。「ちゃんりお」を作成して「サンリオピューロランド」を訪れると、施設内のアトラクション「ちゃんりおバーチャルパレード」に、自分の「ちゃんりお」を登場させることができます。

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また、自分の「ちゃんりお」がプリントされたカード「ちゃんりおカード」を作成し、パーク内での買い物や食事などの際に提示すると特典があります。

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さらに、パーク内の各所で入手できる「秘密のあいことば」を「ちゃんりおメーカー」に入力すると、限定の「ちゃんりおパーツ」を使えるようになります。累計利用者数は公開10日で580万人を突破し、1ヶ月で1400万人を超えました。

まとめ

ファンの心をくすぐるサンリオのアプローチ

10代後半から20代の女性をメインターゲットにした「サンリオピューロランド」ですが、SNSや動画を有効活用した結果として、幅広い年代の男女に、「サンリオピューロランド」を認知させることに成功しました。既存のサンリオファンの心を掴んだのはもちろんのこと、新たなファン獲得にも繋がりました。

あなたがSNSを見ている時に、インパクトのある面白い投稿が流れてきたらどうでしょうか。サンリオのように定期的にSNSで情報(面白い動画やコンテンツ)を発信すれば、ファンは「いいね!」や「シェア」したりするでしょう。そして、仲の良い友達がサンリオの投稿に「いいね!」を押してオススメしていたら、親しみを持ちやすくなるとともに「よい情報なのかもしれない」と判断するのではないでしょうか?

これは、Vineの6秒動画と「ちゃんりおメーカー」のようなデジタルコンテンツを組み合わせたSNS時代の「ファンマーケティング」によって生まれた結果といえそうです。

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