ターゲティング精度の高さや低コストでの出稿が可能なことから、様々な企業が活用し注目されているFacebook広告。2014年5月より動画広告サービスも開始されており、近年では従来型の画像広告より動画広告の方が効果が高いという評判を目にするが、それは果たして本当なのだろうか。Viibarのマーケティング担当者が実際にその効果を検証してみた。

Facebook広告は画像より動画の方が効果が高いって本当?

画像と3パターンの動画で徹底検証

実施背景

Viibarが提供する無料動画マーケティング資料を、もっと多くのマーケターの方にダウンロードしてもらうため、画像メインのFacebook広告を運用してきた。しかし画像広告にこだわる理由もないため、2016年6月より動画広告での検証を開始した。

まず、これまで運用してきた画像広告に加え、今回新たに1つの動画を制作。その動画を①全体 ②前半部 ③後半部 の3パターンに分け、画像と合わせ計4種類の広告を1ヶ月間同時出稿し、その効果を検証した。

【画像広告】
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【動画広告①(全体)】

【動画広告②(前半)】

【動画広告③(後半)】

検証概要


項目 内容
目的 資料ダウンロード
方法 画像1種および動画3種の計4種類を同時出稿し結果を比較
広告タイプ コンバージョン
ターゲット層 25歳〜50歳の関東のマーケターまたはマーケティングに興味がある方
(Facebookのプロフィールや投稿に、マーケティングに関する記載がある方)
潜在リーチ数 26万人
実施期間 2016年6月の1ヶ月間
配信時間帯 平日9:00〜18:00

広告目的は資料のダウンロードであり、コンバージョンを指標としているため、広告としてのハードルは高くなっている。Viibarの資料ダウンロードには、氏名・企業名・電話番号・メールアドレスの記載が必要であり、CPC・CPAも高く設定されることになる。

広告クリックからダウンロードまでのフロー

遷移フロー"


比較的ハードルの高い広告検証の中、一体どんな結果が出たのか。1ヶ月の検証結果をご覧頂きたい。


果たして結果は・・・

検証結果

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黄色の部分を見ると分かるように、③動画(後半)が画像と比べ圧倒的に効果が高いという結果となった。CPAとエンゲージメントに関しては、動画の全てのパターンにおいて画像よりも高い効果が出ている(特に③のCPAにおいては、画像の半額以下の数値が出ており、非常に良いパフォーマンスを見せている)。最も重要な指標であるCVRも、①③において画像を大きく上回る結果となった。

Facebook広告は画像より動画の方が効果が高い

今回の結果から、Facebook広告では、動画の方がコンバージョンの獲得率やコストパフォーマンスが良く、広告効果が高いことが分かった。やはり、動画の方が視聴者への動機付けの力が強いことが改めて証明されたのではないだろうか。

③動画(後半)のパターンが一番効果が高いことについては、動画の見せ場となる部分がファーストビューとなっていることが要因の一つだろう。

今回制作を担当したクリエイターは、単なる宣伝用のダウンロード資料としてではなく、書籍のような読み応えのあるコンテンツとしてのイメージを持ってもらうため、実際に読み進めているようなイメージのアニメーションで作成することにこだわった。その「読み進めるイメージ」が③では動画のファーストビューに置かれたことにより、期待度が高まるようなアニメーションが視聴意欲を向上させ、このような結果につながったと言える。

最後に、一番効果の高かった③のパターンに絞り、7月の1ヶ月間でさらなる効果検証を行った。以下がその数値である。

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6月と比べ、更に数値が伸びる結果となった。今回の検証から分かる通り、Facebook広告では、しっかりと目的に合った動画広告を制作することで、画像広告よりも高い効果を出せる可能性が高い。Facebook広告を検討している場合は、ぜひ動画広告にトライしてみてはどうだろうか。

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