創業者の想いを伝える個性的なアニメーション、バラエティ豊かなバックグラウンドをもった人材を数多く登場させるといった手法を用い、効果的で印象的なリクルーティング動画を利用する株式会社デジタルガレージ。グループ全体のブランディングを一手に引き受けるクリエイティブディレクターがViibarを活用し、ハイクオリティなクリエイティブを追求。企業哲学やCREDOという社是を的確にターゲットに伝えることに成功し、優秀な人材を獲得している。

プロフィール

  • dgグループCEO室 マネージャー・クリエイティブディレクター日高幸憲氏1976年生まれ。エディトリアルのアートディレクター経験後、広告代理店を経てデジタルガレージへ。グループ企業のブランディングから新規事業、メディア事業の推進におけるクリエイティブ全般のディレクションを担当している。

海外在住のクリエイターとのやりとりの中で

—-クリエイターさんとのやりとりも含めて制作中に印象に残ったことや、もう少し改善してほしかった点などはありますか?

それが、幸いなことに今回動画を制作してもらったクリエイターさんは、偶然にも知り合いの知り合いだったんですよ。しかも、サーフィンという共通の趣味があったので、最初からフィーリングもすごく合ってやり易かったですね。

また、その方はハワイ在住で、現地のクルーが持つ空気感のようなものも含め、映像もグローバルな雰囲気になりやすいのかなという思いもあったので、コンペで選ばせてもらいました。 動画中、英語のフレーズを話してもらう箇所があるのですが、それも彼の交友関係で、現地の著名なアーティストにお願いしてレコーディングしてもらったそうです。こちら側が予期せぬ、嬉しいコラボレーションが生まれたりしたことも、非常に良かったですね。そういう新しいつながりができたことも、Viibarさんを利用した良かった点だと思います。

—-海外在住のクリエイターさんとのやりとりで、不都合な部分はありませんでしたか?

そうですね、やりとりに関してはすごく綿密にできたので、特に困ったことや、やりづらさは感じることはありませんでしたね。彼自身日本側にもスタッフを抱えていて、連携がとれていたということもあるかもしれません。本当に、いつでもすぐに返事が来るので、いつ寝ているんだろうと思いましたよ(笑)

採用イベントで注目を集めるきっかけとして動画を活用

—-今回の採用動画の活用方法について教えてください。

まずリクルーティングサイトでの露出です。あとは、ボストンキャリアフォーラムなどの求人イベントで、会社説明会のオープニング映像として活用しています。動画が直接的な効果であったかは分りませんが、結果として非常に優秀な人材を獲得できました。

dg

—-KPIなどは事前に設定されていたのでしょうか?

先ほど申し上げた優秀な人材の獲得というのがKPIになるのかもしれないですが、動画のみで良い人材が集まるのでしたら、苦労はありません(笑)。実際には様々なアプローチや採用担当者などの努力もあり、それらを総合した結果として、そのKPIを捉える必要があると思います。一つ確実に言えるのは、動画を使ったことでプラス効果しか聞かなかったので、動画を活用したことは正解だったと感じています。

—-御社は、クリエイティブにきちんとコストをかけ、クオリティに拘っていらっしゃることが伝わってくるのですが、費用対効果についてはどうお考えですか?

そう思っていただけるのはとてもありがたいのですが、実はそれほどクリエイティブにコストはかけていないんです。こちらの無理難題に対して、協力して下さる皆さんの努力のおかげもあるんですが、 あとは自分たちでクリエイティブ部門を持っているので、作業をそこで吸収しコストバランスを調整している部分が大きいと思いますね。どういう効果があるか分からないものに対して、際限なくコストがかかっていくというのは、社内稟議的にも難しい部分がありますよね。先ほどいったKPIなどもそうですが、クリエイティブによって得られる効果というのは数値化しにくいものです。

dg

dg

ウェブであれば計測し、PDCAをまわしていけますが、動画などの場合はせいぜいPV数やシェア数等のものなので、効果の判断、その辺りが難しい。だから極力コストをかけずにクオリティの高いものを作るということを意識しながら努力していくことが必要だと考えています。

—-新卒採用で入社した方からの反応などはいかがですか?

その昔、ペンギンが可愛くて入社しましたという新入社員がいました(笑)。もちろん優秀な社員です。ボストンキャリアフォーラムでは、様々な企業の会社紹介動画が流れるエリアがあるのですが、そこでは多くの映像が比べられて視聴されますよね。「なんとなくいいな」という、その“なんとなく”の部分を入り口として、その会社に興味を持ってもらうというのが非常に重要だとは思うので、動画はそういうきっかけの一つになっていると感じます。 興味を持ってもらえるきっかけは様々で、そのきっかけが無ければタッチポイントも生まれないので、私たちにはその役回りが課せられているのだと考えています。映像は、テキストよりも入ってくる情報が多いので、そこでいろいろ感じてもらって、興味を持ってもらうというのは非常に重要だと思います。

—-今後、動画を使ってやっていきたい事はありますか?

弊社はDG Labという研究開発組織を立ち上げたのですが、その中で注力するのが「ブロックチェーン」「AI」「AR/VR」「セキュリティ」「バイオテクノロジー」という5分野です。その中で動画と深い関わりがあるのは「AR/VR」だと思うのですが、こうした技術を応用した映像を上手くブランディングにも活用できたらなと思っているので、そうしたジャンルの動画には興味がありますね。

クリエイティブディレクターが考える動画広告の可能性

—-具体的に今後制作してみたい動画はありますか?

ARやVRに関する動画は、視聴側も制作側も特別なデバイスが必要だったりするので、そこがもう少し一般的になったら、ぜひそれらのジャンルの動画を制作してみたいですね。また、2020年に開催される東京オリンピックは、日本が世界に向けて様々な技術や文化を発信できるチャンスだと思うので、そのタイミングに合わせてイベントに絡めた動画制作ができたら最高です。

dg

—-クリエイティブディレクターの立場からViibarに対して何か思われることはありますか?

私もクリエイターなので、自分の創作意欲の助けになるような「そういう視点もあったのか」といったような、相談役のようなサポートが一番良かった点ですね。

自分の持っているアイデアを何倍も膨らましてくれるようなシステムが、Viibarさんには構築されているので、本当に、いろいろなアイデアを考える上でのパートナー的な存在になりえる会社だと思います。

また、プロフェッショナルなクリエイターの方が、本当に最良な形で制作物をアウトプットしていくことが動画制作では重要だと思うのですが、Viibarさんはそれぞれのプロジェクトでの最強チームを作ることを可能にしてくれるのではないかと思っています。

※本事例は、2016年9月に実施したインタビューに基づいて作成しました。
※本事例は掲載時点のものです。

Pocket